創部の想い
昨今の中学校における部活動においては、社会問題ともなっている教員の働き方改革や、少子化等により、様々な制限がかかり活動自体が年々難しい状況になっています。私自身も、長らく地域の小学生のクラブ活動にボランティアとして携わってきましたが、ここ数年の状況として、子供たちが中学校に上がるタイミングで競技を続けられるか悩んでる姿や、目標を見失いかけている姿を見かけることが増えました。今後、中学校における部活動が増々減少する状況において、『子供達にとって、とても大切で、かけがえのない多感な時期を何かに夢中になって取り組める環境を、しっかり整えてあげたい』そういった想いを共有する有志が集まりこのクラブを立ち上げました。
ミッション
私達のミッションは、『中学校におけるスポーツや文化・芸術等の部活動の新たな在り方を創造し、子供たちが活動を通じて、自立した人間になるためのサポートをしていく事』です。
生徒・教員・学校・スポーツ界・文化界・地域クラブ等、それぞれが抱えている課題を大局的に捉え、今後は互いに連携しつつ課題解決を図り、持続的な活動が出来るように環境を整えていきたい。また、プレーヤーズセンタードの精神のもとに、子供達を中心に置きつつも、それをサポートする保護者、指導者、各種団体の関係者等、すべての方々が活動を通じて、明るく楽しく元気になれる、そうした本来あるべき姿を目指したいと考えています。
スポーツ界にとっても、文化・芸術界にとってもプレイヤーの裾野を広げることは、大きな課題です。今後、各クラブや活動団体の方々と知恵を出し合いながら協力し、また企業や自治体など様々な方々にサポートしていただきながら、取り組みを推進していきたいと考えています。
理念を共有し、一緒に新たなクラブを立ち上げようと考えてくださる方やサポートしていただける方がいらっしゃいましたら、是非、お力をお貸しください。何卒、皆さまのご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2022年6月1日 KOBE ジュニアハイスクールクラブ 代表
シニアディレクター 岩田 哲也
目指すクラブの姿(イメージ)
新しく増えたクラブはクラブ紹介ページに追加してまいります。
コーチングポリシー
私たちコーチは、すべてのクラブ活動において、以下のコーチングポリシーを遵守し、コーチングを実施します。
- プレーヤーズセンタードの精神のもと、プレーヤーを中心に置き、コーチはプレーヤーの成長のために何ができるかを考えます。しかし、すべてがプレーヤー優先というわけではなく、プレーヤーを中心にサポーターの方々、保護者の方々、指導するコーチ自身も活動を通じ、みんなが楽しく豊かな人生を送ることを目指します。
- いかなる暴力やハラスメントも行使、容認せずプレーヤーの権利・人格を尊重し公平に指導を行います。
- コーチング手法である「傾聴」「承認」「質問」「提案」のスキルを用い、プレーヤーの自発的、積極的な行動が醸成されるようにコーチングを行います。
- 各スポーツ活動、各文化活動において、コーチ資格やレフリー資格を保有している。又は、一定程度の競技歴があり、専門的な知識・技能を保有し、指導にあたります。
- 義務教育課程における教育方針を理解し、学校の教育の一環として、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質・能力の育成を目指します。また、異年齢との交流の中で、プレーヤー同士との好ましい人間関係の構築を図り、活動を通して自己肯定感を高めたりするなど、多様な学びの場として有益になるようサポートします。
クラブ中期活動計画
- プロジェクトチーム立上げ
- ⇒企画書策定(2月)
(ベンチマーク、ヒヤリング等実施)
- ⇒企画書策定(2月)
- NPO(任意団体)設立(4月)
- 4月:実施方法について検討
- 5月:試行的に導入するにあたり、関係者に協力を依頼
:クラブ規約・同意書等策定 - 6月:関係者、保護者に説明会開催
- 試行的に活動開始(7月~)
- 7月以降:ラグビー部で活動実施
- ホームページ開設
- 7月以降:活動内容等開示
- クラブ数を増やす
- 9月:ドラゴンボートクラブ活動開始
- 10月以降~:他クラブの活動を順次拡大
- 任意団体から法人化へ
- ※2023年4月実施
- 企業・団体と連携
- クラブ数を増やす
- 活動の幅を各地域、各地方へ展開
- 神戸市を中心とした街づくりに寄与
※子供達がイキイキと生活している状態
※定住人口が増加
KOBE ジュニアハイスクールクラブ(ラグビー部)試行的実施概要
「まずは、やってみよう!」ということで、試行的にラグビー部の活動を始めました。
『部活動を地域クラブに移行する』という議論が進む中で、様々な課題を解決していく必要があります。「何が出来て、何が出来ないのか?」「どのような助成やルールが必要で、対応をどうするのか?」等、活動しながら検証し、関係機関とも連携しつつ、次につなげるというPDCAを展開しながら、一定のスキームを構築し活動の領域を広げていきます。
KOBEジュニアハイスクールクラブ SDGs宣言
KOBEジュニアハイスクールクラブは、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に本格的に取り組み、地域及び社会課題の解決と新しい価値の創造を通じ、持続可能な環境・経済・社会の実現に貢献します。
私たちは、 『中学校における新たな部活動の在り方を創造し、子供たちが活動を通じて、自立した人間になるためのサポートをしていく事』を活動のミッションとし、この活動に携わる方々や地域の人たちも、明るく楽しく元気になれる、そのような地域貢献活動を様々な機会を通じて展開していきたいと考えています。
SDGsは、私たちが、これから展開していく活動をより言語化したものと認識しています。これらSDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に沿い、KOBEジュニアハイスクールクラブのスタッフ、コーチ、クラブ会員やサポートしていただける関係者の方々も一緒になって、SDGsの目標達成のために行動していきたいと考えています。
SDGs目標の17項目の中から、特に私たちの行動にふさわしいと考えられる5項目を次に掲げます。
- 3 スポーツや文化・芸術に親しみ、楽しむことで、健康で明るく楽しい生活を!
- 4 夢や挑戦。学習意欲の向上や責任感、連帯感の醸成など、子ども達の健やかな成長をサポート!
- 5 ジェンダーの平等。すべての人が公平にイキイキと楽しく過ごせる生活を!
- 11 いつまでも安心して住み続けられる、愛着のある街づくりを!
- 17 行政や企業、自治体、各団体等のみなさまと協力し、一緒になって成長を!
KOBEジュニアハイスクールクラブ定款
KOBEジュニアハイスクールクラブの定款は下記リンクよりPDF形式でご確認ください。