きっかけは、コベルコ神戸スティーラーズのチームマネジャー藤さんとKOBEジュニアハイスクールクラブ代表の岩田との会話でした。
岩田:今度、KOBEジュニアハイスクールクラブのラグビー部の子供達に、ドラゴンボートでチームビルディングをさせるんです。
藤さん:何それ?
岩田:そもそも、日本のスポーツは、ラグビーだったら、小学校、中学校、高校とほぼラグビーだけしかしないですよね。海外では、オフシーズンに違うスポーツをして楽しんでたり、以前、ニュージーランド代表のオールブラックスがチームビルディングでボートを漕いでるのを見ました。それを見て、こんなことをやらせてあげたいなと、ずっと思ってたんです。KOBEジュニアハイスクールクラブでは、いろんなスポーツ・文化クラブを立ち上げて交流させることで、今まで学校の部活動では出来なかったようなことをさせてあげようと考えているんです。
藤さん:それ、めっちゃ面白そうやな。今、スティーラーズも真剣にチームビルディングをやっていてチーム強化をしている。スティーラーズもドラゴンボートやってみたいな。
ということで、『関西龍舟ドラゴンボートクラブ』の方々にお世話になり、チームビルディングイベントが実現しました。
コベルコ神戸スティーラーズのチームビルディングは、選手の皆さんが本気で激しく真剣に取り組んでいました。そのうえで楽しく笑顔であふれてました。日本で最高のチームはこうして強くなるんだと、子供たちにとっては、とても勉強になりました。
今回お世話になった関西龍舟ドラゴンボートクラブの皆さま、一緒にチームビルディングをさせていただきましたコベルコ神戸スティーラーズの皆さま、本当に感謝申し上げます。
今回は、一日だけのイベントでしたが、これからの新たなクラブ活動の在り方を創造するための、素晴らしいモデルケースになったと思います。このように地域のビッグクラブや企業、各団体が『部活動の変革』に一緒になって取り組んでいたければ、スポーツ庁が提唱している「部活動の3年後の地域移行」が加速的に推進されるものであると思います。
私たちは、この部活動改革を通じ、プレーヤーズセンタードの精神のもと、子供達を中心に置きつつ、それをサポートするコーチや保護者、クラブチームや企業の方々、関係する方々すべてが幸せで豊かになることを目指しております。
今回ご協力いただいた関西龍舟ドラゴンボートクラブの皆さま、コベルコ神戸スティーラーズの選手やスタッフの皆さま、保護者、コーチの皆様、子供たちのためにすばらしいサポートをありがとうございました。すべての人が笑顔でハッピー!そんなイベントでした。これからも、様々な方々に協力をいただきながら、新たなクラブ活動の在り方を創造していきたいと思います。